住宅情報・ニュース
2006年08月03日

コージェネレーション(コージェネ)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

関西電力「オール電化」と大阪ガス「コージェネ」、一般住宅で競争し烈

一般住宅での顧客獲得を巡る関西電力大阪ガスの競争が激しくなってきたというニュース。
なにで競争が激化しているかというと関西電力の「オール電化」と大阪ガスのガスを使って発電する「コージェネレーション(熱電併給)」でである。
ニュースなどを見ているとオール電化のニュースをよく見かけるのでオール電化優勢のような気がしますが、実際のところどうなんでしょうか。
確かにガスで発電するという話はあまり聞かないしなぁ、というか初めて知った!
でも、天然資源のガスを使っての設備と聞くとオール電力といえどもエコな感じがあまりしないのは僕だけでしょうか...。
電気に関してもよくよく考えると火力発電などもあるのでしょうから一緒なのかなぁ。

一般住宅での顧客獲得を巡る関西電力と大阪ガスの競争が激しくなってきた。「オール電化」住宅でガスから電気への切り替えを狙う関電に対し、大ガスはガスを使って発電する「コージェネレーション(熱電併給)」の導入で対抗する。いずれもリフォームの際に導入する場合が多いため、工務店や機器販売店への研修や営業支援を拡大し、個人宅への一層の浸透を狙う。
関西は全国的にみてオール電化住宅の比率が高いことから、両社の今後の営業動向は全国規模での「電力・ガス競争」の成否を占うものにもなりそうだ。
関電の2005年度末のオール電化契約は28万件。だが、07年度末には約50万件とほぼ倍増させる計画。オール電化住宅に必要なIHクッキングヒーターは20万-40万円、電気温水器は50万-100万円程度の場合が多いが、関電はオール電化にすれば光熱費が約4割安くなる場合もあるなどの利点を強調して、ガス利用家庭からの切り替えを進めている。
営業強化策として京阪神と奈良、滋賀両県に本社を置く工務店の組織「はぴeビルダー会」を拡大。オール電化住宅で使う調理器具や冷暖房機器などを施工する際に必要な配線工事の技術や、機器の安全な使い方を消費者へ適切に伝える手法などに関する研修を進める。工務店が最新機器の製品特性や効果的な施工方法などの知識を自前で得ることは難しいため、技術向上を支援する。



大ガスの主力商品は都市ガスを燃料に使って発電し、その際に生まれた熱を暖房や給湯に使う家庭用コージェネ「エコウィル」。機器のサイズは高さ2メートル弱、横幅70センチ、奥行き40センチまで小型化し、住宅の裏庭などに置きやすくしている。
標準価格は80万円弱。大ガスによればエコウィルを一般家庭に導入すると、電力の約3割を自宅での発電で賄うことができるという。
大ガスは湯沸かし器やガステーブルなどガス機器の販売で取引がある約350社との連携を軸に、エコウィルの営業をかける。販売には都市ガスと電気の両方の知識が必要になるため、各社の社員を研修所に招いて個別指導を進める。



新築や引っ越しの際に調理器具を売る以外ではガス機器販売店が個人宅へ営業する機会は乏しい。これがリフォームの際に顧客がオール電化へ流れることにつながっているとみて、修理と保険の営業で個人宅への訪問機会を増やし、05年度で1万608台のエコウィル販売を08年度は1万9000台に拡大する。

posted by iezukuri : 2006年08月03日 14:15 | trackback (0)

Previous « グリーン建築 | 新型 疾病保障付き住宅ローン » Next

“コージェネレーション(コージェネ)”へコメント




保存しますか?


 
To Page Top “コージェネレーション(コージェネ)