住宅情報・ニュース
2005年08月06日

繰上返済(期間短縮型)

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返済中のローンについて、通常の返済額とは別に、ローン残高の全額または一部を返済することを繰上返済といいます。

ローン残高の全部を返済期間途中で返すことを「全部繰上返済」、残高の一部を臨時に返済することを「一部繰上返済」といい、どちらも、ローン残高がゼロまたは減少するので、もともと負担するはずだった支払利息を一気に軽減できる効果があります。
また、「一部繰上返済」にはその後の返済内容の違いによって「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類があります。「期間短縮型」は、現在の毎回の返済額を変えずに、残りの返済期間を短くする方法で、ローン残高が減ることによって何回分かの返済が中抜きされ、その回数分の支払利息が節約されるという仕組みです。
「期間短縮型」のほうが、「返済額軽減型」よりも、繰上返済を実施した時点で、着実に支払利息の軽減分を確定することができ、効果が高いといわれています。
また、住宅ローンに多い元利均等返済方式の場合は、毎回返済額のうち、返済当初の方が利息の割合が多いため、「一部繰上返済」の実行時期は早ければ早いほど効果が高くなります。ただし、繰上返済には取扱機関やローンのタイプによって、繰上返済手数料がかかることが多いので、あらかじめ確認しておくことが必要です。

posted by iezukuri : 2005年08月06日 20:20 | trackback (0)

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“繰上返済(期間短縮型)”へコメント

初めまして。住宅ローンの繰上返済をシミュレーションでキルサイトがありましたので、コメントを残させていただきました。

posted by aquarius27 : 2007年01月06日 02:18




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