住宅情報・ニュース
2005年08月17日
在来工法
日本古来からの伝統的な住宅建築工法で、軸組工法とも呼ばれます。
■在来工法 【ざいらいこうほう】
柱・梁・筋交い(柱と柱の間に斜めに入れる材)など、木の「軸」を組み立てて建物を支える日本の伝統的な工法。
間取りに融通がきき、大きな開口部をつくれるのが特徴。
ふすまや障子で仕切り、縁側に掃き出し窓を並べた和風住宅を思い浮かべるとわかりやすい。元来は木材にミゾを刻んでかみ合わせる職人技的な工法だが、最近は、あらかじめ工場で材木をカットしたり、材の接合部に金物を用いるなど、合理化や耐久性強化が進んでいる。
在来工法の長所
- 敷地の形態に応じて設計の自由度が高い
- 間取りやデザイン等の制約が少ない
- 比較的広い開口部の設置が可能
- 比較的安価で予算に応じた施工が可能
- 他工法に比べ増改築が比較的容易
- 日本の気候風土に合致し居住性が高い
在来工法の短所
- 一部の他工法に比べ工期が若干長くかかる
- 施工者の腕次第で施工むらが起こる場合がある
posted by iezukuri : 2005年08月17日 23:38 | trackback (0)
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