住宅情報・ニュース
2005年11月04日

間取り用語集

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[建築用語辞典] 一戸建て編 -間取り-

住宅情報誌には、様々な設備や用語が登場します。
必要な用語の意味を覚えて物件選びなどの役立てましょう。
今回の知っておきたい住宅用語「一戸建て編」の中から間取りに関する用語を紹介します。

吹き抜け

「吹き抜け」とは上下に通しの空間を作る設計手法です。
実用的な効用はありませんが、天井までが高くなるため開放感を感じさせます。住宅の入り口となる玄関に吹抜けを設けて、圧迫感を軽減するケースが多く見られます。また吹抜けをつくることで空間が広くなるため、リビングなどでは冷暖房の効率を良くするために、おしゃれな雰囲気をかもし出すシーリングファンを天井につけるケースも多くなっています。

小屋裏

屋根裏スペースが「小屋裏」です。
出入りは収納式のハシゴで行います。天井高が足りなく、固定式の階段が付いていないため、居室としては認められないし、居室として使うには不便な点が多々あります。しかし、容積率の問題などで3階建てが建てられない場合でも、小屋裏であれば問題ありません。収納スペースとして活用してもいいですし、窓があり、断熱もしっかりしていれば、書斎、ホビールームなどとしても利用できます。

書斎

周知のように「書斎」は書物に親しむ部屋。しかし、日本では立派な書斎をつくるのは難しいのが現状です。実情は、主寝室の隣に設けられた2畳ほどの小部屋やリビングルームの一部を区切った“書斎コーナー”、居室として利用しにくい小屋裏などを書斎に充てるケースが多いようです。さらに、そこでは読書を楽しむよりもパソコンに親しむ方が増えてきており、「パソコンコーナー」などという呼び方のほうが広まりつつあります。

ユーティリティー

もともとは、役立つとか実益という意味ですが、日本では「主婦のための家事作業スペース」を指します。
例えば、洗濯機置き場のまわりに広めのスペースがとられ、スロップシンクなどがあれば、そこが「ユーティリティー」ですし、キッチンに隣接したスペースにカウンターとイスが置かれていれば、料理や洗濯の合間に家計簿をつけたり、アイロンをかけたりすることも出来ます。このスペースも、ユーティリティです。

P・P分離

「Public(パブリック)」スペースと「Private(プライベート)」スペースを住宅内で分けることを、それぞれの頭文字をとって「P・P分離」といいます。
主寝室や子供部屋、浴室といったプライベートな空間を2階に、LD、キッチン、客間といったパブリックスペースを1階につくることで、来客があっても家族の生活を乱さないように配慮された設計手法です。しかし、「LDKと寝室が離れている」という程度の分離が一般的です。

2世帯同居住宅

高齢社会に対応して、親と子ども夫婦が同じ敷地に住む「二世帯同居住宅」が増えています。土地の価格が高い都市部の建て売り住宅では、5LDKや3LDK+1DKといったタイプの人気が高く、数も多く揃っています。二世帯同居住宅は、互いのプライバシーを守る独立性の高さが重要。そのため、キッチンやトイレを別々につくることが多く、数は少ないのですが、2世帯がドア1枚だけでつながっているというものも登場しています。

» 住宅情報タウンズ

posted by iezukuri : 2005年11月04日 23:52 | trackback (0)

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