住宅情報・ニュース
2006年10月29日

地震速報対応マンション

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三井不動産、「地震速報対応マンション」標準に・都内新築物件「パークホームズ府中セントラルプレイス」

三井不動産が、気象庁が提供する緊急地震速報に対応した防災システムを標準装備すると発表というニュース。
まずは、第一弾として「パークホームズ府中セントラルプレイス」に採用するということ。
緊急地震速報とは...
緊急地震速報は地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震源や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定し、これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を推定し、可能な限り素早く知らせる情報です。
この情報を利用して、受信して列車やエレベーターをすばやく制御させて危険を回避したり、工場、オフィス、家庭などで避難行動をとることによって被害を軽減させたりすることが期待されます。(気象庁
とのことです。
それにしても、完璧に地震予測とはいかないまでも、事前にわかるようになったということはスゴイことですよね。
しかも、マンションに標準装備というので更にビックリ。世の中、進んでますね。

三井不動産は26日、2008年1月以降に東京都内で完成する新築マンションに、気象庁が提供する緊急地震速報に対応した防災システムを標準装備すると発表した。エレベーター閉じ込め事故の防止などに役立てる。緊急地震速報を活用した防災システムは一部マンションで実験運用されているが、標準装備の構想を打ち出したのは三井不動産が初めて。
地震速報を受信すると予測震度や大きな揺れが到達するまでの時間に応じ、各戸と共用部で警報を発信。エレベーターを最寄り階で自動停止させ、避難しやすいよう共用部のオートロックは一時的に強制解錠する。居住者は火の元確認など地震の数秒前に安全対策をできる可能性が高まる。
第1弾として、東京都府中市で子会社の三井不動産レジデンシャルが開発している「パークホームズ府中セントラルプレイス」(10階建て)で採用する。その後都内で完成するマンションには原則として採用する。東京以外の地域でも標準採用を検討する。防災システムは1棟あたり100万円ほどの初期投資がかかり、システム維持費も必要という。

posted by iezukuri : 2006年10月29日 10:34 | trackback (0)

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