住宅情報・ニュース
2008年03月15日

エコ・エモ建築

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竹中工務店設計部が取り組む「エコ・エモ建築」とは?

竹中工務店大阪本店設計部は、「環境に配慮し(エコロジーで)、情感に訴える(エモーショナルな)建築」をつくるための研究と実践に取り組んでいるというニュース。
まず、エコ・エモ建築って何だ?って思った人も多いかと思いますが、自分もそう思い記事にしました。エコは、流行の言葉でもあるので理解しやすいですが、エモを付け加えると微妙に分かりにくくなります。
説明を読んで要約すると、環境にも人にも良い住宅(建築)ということの用で、その仕組み、評価といったことでしょうか。
確かにエモな部分は個人差があるでしょうし、数値化して良い悪いは非常に難しく、さらに建築に反映するとなると更に難しいような気もします。
業界全体の評価基準になると消費者にとっても非常に役に立つ指標になるかも知れませんね。理解するのが大変そうですが...。

竹中工務店大阪本店設計部は、「環境に配慮し(エコロジーで)、情感に訴える(エモーショナルな)建築」をつくるための研究と実践に取り組んでいる。これを「環境人間学的建築」と呼び、「エコ・エモ建築」と称している。
これまでも、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)のように、その建築が環境に配慮した設計になっているかどうかを、客観的に評価するシステムはあった。しかし人間の感覚が、情感に左右される場面は少なくない。気持ちが良かったり、すがすがしかったり、ゆったりと感じたり。建築に身を置いたときの人間のそういう感情はいったいどこからくるのか。
これまで設計者が意識的に、あるいは無意識に行ってきたものの、数値や言葉に置き換えるなど、客観的な評価の対象になりにくかったことを、具体的な方法論としてシステム化できないか。そのための評価方法を編み出して、設計に反映させることができないか、というのが「エコ・エモ建築」の試みなのである。

posted by iezukuri : 2008年03月15日 22:02 | trackback (0)

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