住宅情報・ニュース
2007年04月16日

中銀カプセルタワービル

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中銀カプセルタワービル

黒川紀章氏の代表作「中銀カプセルタワービル」取り壊しへ

建築家黒川紀章氏の代表作の1つ「中銀カプセルタワービル」が取り壊して建て替えられるというニュース。
先日の東京都知事選で話題の黒川紀章氏ですが、本来の建築家としてのニュースですね。それにしても個性的な外観の住宅ですね。ワンルームマンションとのことです。
この「中銀カプセルタワービル」の建て替え後は、1区分当たり6割の増床が見込めるビルになるとか。それにしても、老朽化やアスベストが理由のようですが「増床」とかいわれると、そっちか...とも思ってしまいますね。
保存の声も出ていたようなのですが、「経済面を考えれば建て替えざるを得ない」ですって。ちょっと残念。
ちなみに黒川紀章氏の他の代表作は、「名古屋市美術館」「和歌山県立近代美術館」など、最近では六本木の「国立新美術館」などなど。

建築家黒川紀章氏の代表作の1つで、東京・銀座の集合住宅「中銀カプセルタワービル」が、老朽化やアスベスト(石綿)の使用を理由に、取り壊して建て替えられることが15日、決まった。戦後の実験的建築として世界の建築界で知られ、日本建築学会などが所有者に保存を求めていた。
11階建てと13階建ての2棟が一体となった同ビルは、1972年に完成。四角い箱(カプセル)を積み重ねたような個性的外観のワンルームマンションで、黒川氏らの当時の建築運動「メタボリズム(代謝)」を具現化した先鋭的な建築として評判を呼んだ。
近年、老朽化やアスベストの使用が問題化し、建て替えか大規模改修かを所有者が議論していた。同日、管理組合の臨時総会で区分所有法に基づくマンションの建て替え決議が行われ、賛成が法定数を上回った。

posted by iezukuri : 2007年04月16日 21:34 | trackback (0)

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