住宅情報・ニュース
2005年12月04日

「グランドステージ稲城」自主退去を要請

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マンション住民に自主退去を要請 都営住宅など30戸確保

耐震強度偽造問題で、震度5強で倒壊の恐れがあるマンション「グランドステージ稲城」の住民への説明会が3日午前、開かれた。東京都は説明の中で、住民に対し、年内に自主退去するよう要請。稲城市内では、都営住宅など30戸を確保したことを明らかにした。

グランドステージ稲城は9階建てで、24世帯が入居。中堅マンション販売ヒューザーが分譲し、昨年2月ごろ入居が始まった。
説明会は都が主催し、住民約40人が出席。都は、用意した住宅に住民が入居する場合、3カ月以内の一時使用であれば敷金は不要であることなどを説明した。
続いてヒューザーの関係者が今後の方針について説明会を開いた。小嶋進社長が欠席したことをヒューザー側が「命の危険を感じている」と説明したが、住民が「社長は命に代えても住民の生命、財産を守ると言っていたではないか」と反発する一幕も。住民側は転居のための一時金として1戸当たり300万円の支払いを求めたが、ヒューザー側は明確な回答を避けた。
この日午後には弁護士らでつくる「欠陥住宅被害全国連絡協議会」によるマンション住民に対する2回目の説明会が都内で開かれる。住民は各マンション間の連携を強めるため、連絡協議会設立などを話し合う。

posted by iezukuri : 2005年12月04日 18:19 | trackback (4)

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