住宅情報・ニュース
2005年11月29日

新たにマンション3棟が強度偽装

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新たにマンション3棟が強度偽装、すでに入居済み

耐震強度偽装問題に関し、東京都や開発会社「ヒューザー」が28日に行った発表などで、新たに住民の補償や退去問題を招きかねないマンションが3棟あることが明らかになった。

国土交通省が偽装の疑いがあるとして21棟を公表した17日以降、入居済みマンションで問題が発覚したのは初めてだ。
3棟のうち2棟は、いずれも分譲マンションの「グランドステージ池上」と「グランドステージ江川」。ヒューザーが開発した物件で、同社が28日、「建築基準法上の耐力がない」と公表した。構造計算は姉歯秀次建築士が行ったという。
「グランドステージ池上」は1998年、大田区が申請を受け付けており、千葉県が21日に公表したリストには含まれていなかった。「グランドステージ江川」は、1999年に完成、川崎市が建築確認していた。
一方、姉歯建築士の関与した都内の72棟を各区などが調査した結果、新たに賃貸マンション「STAGE麻布」の偽装が判明した。
「STAGE麻布」は今年3月に完成、全9戸のうち8戸が賃貸されている。建築主、施工会社は福岡市の不動産会社「シノケン」。元請け設計会社の「アーキグラム」によると、施工は木村建設東京支店、建築確認はイーホームズが行っていた。
東京都では、5年の保存期間を過ぎて構造計算書が見つからなかったケースがまだ11棟あり、引き続き調査を進める。

posted by iezukuri : 2005年11月29日 22:33 | trackback (0)

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