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2005年11月26日

ヒューザー、全物件買い戻し表明

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ヒューザー、全物件買い戻し表明 購入額に6%上乗せ

耐震強度偽装問題で、マンション建築主のヒューザーの小嶋進社長は26日、希望する入居者については全物件を買い戻す方針を明らかにした。ヒューザーは倒壊の恐れがある完成済みマンション13棟のうち7棟の建築主で、これまでは建て替えや補強工事などで対応すると説明していた。物件を買い戻す方針を同社が示したのは初めて。

神奈川県藤沢市と横浜市鶴見区で行った入居者に対する説明会などで表明した。
ヒューザー小嶋社長の話や幹部社員が藤沢市に行った説明を総合すると、部屋を買い取る際の価格は購入価格の106%に当たる金額。12月15日までに買い戻し契約を結ぶ。購入価格に上乗せする6%分は転居費用や慰謝料などで、買い戻し契約時に支払う。購入価格のうち自己資金だった分は3カ月後に返還し、住宅ローンを組んだ分は6カ月後にヒューザーが債務を継承して肩代わりする。
7棟は神奈川県と東京都の計7区市にあり、計約230世帯が入居していた。ヒューザーのマンションは4000万〜5000万円台で販売した部屋が多い。
方針変更について小嶋社長は26日、藤沢市での説明会後、「(25日に)12月中旬までに避難(退去)するように国交省から見解が出て状況が変わった。解決できると今は自信を持っている」と答えた。

posted by iezukuri : 2005年11月26日 23:59 | trackback (1)

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