住宅情報・ニュース
2005年08月31日

ミサワホーム 耐震リフォーム事業を開始

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ミサワホーム、耐震リフォーム事業を10月から開始

ミサワホームは30日、一般の木造戸建て住宅に制震装置を搭載するリフォーム事業を住宅業界で初めて10月から始めると発表した。

建物の耐震診断に基づき、柱やハリが一定の揺れに耐えるよう補強したうえで、揺れを抑える制震装置を取り付ける。相次ぐ地震で耐震・制震リフォームに関心が高まっており、新たな事業の柱に育てる。
住友ゴム工業子会社のSRIハイブリッドと制震装置「MGEO(エムジオ)-R」を共同開発した。
エムジオは独自工法の自社施工住宅だけに採用していたが、一般住宅向けに改良した。リフォームを手掛ける全国で23のミサワホームイング各社が営業・施工を担当する。
制震装置の本体価格は78万7500円で、耐震診断料は5万2500円。制震装置設置にかかわる工事や耐震補強などで最低でも300万円程度になるという。

MGEO-Rの制震装置

幅58.5cm、高さ150cm、重量約47kg。建築面積70m2以下の2階建て住宅では、1階壁部分4箇所に設置します。地震の振動が、変位拡大機構(複合テコ原理を用いたミサワオリジナル機構)によりダンパー変位を増幅し、「減衰装置」に組み込まれた「高減衰ゴム」が地震の振動エネルギーを熱エネルギーに変換することで、住宅の揺れを小さくかつ素早く抑えます。
MGEO-Rの制震装置はリフォーム用ということで施工性を高めるために様々な工夫が加えられています。
アルミを使用することで軽量化され2分割を可能に、狭小の建築現場にも持ち運びを容易にします。また様々な木造住宅の多様な寸法体系に対応できるよう制震装置本体を小型化し、周囲を木材と組み合わせることで寸法修正に対応可能となっています。

posted by iezukuri : 2005年08月31日 23:36 | trackback (0)

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