住宅情報・ニュース
2005年08月31日

マンション購入のリスク

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大量供給時代にマンションを買うリスクを把握せよ

マンション購入の方に興味深い(マンション購入が心配になる?)記事がnikkeibp.netに掲載されていましたので紹介します。
現在、あちこちでマンションの建築が進みマンション大供給時代とも言われますが、簡単に新築マンション購入を考えていると後々厳しい現実に直面する可能性もあるようです。
マンション購入前には是非、目を通しておきたい記事です。

新築マンション大量供給が創造する巨大中古マンション市場

現在の首都圏の新築マンション供給。もはや「空前のマンションブーム」という言葉などでは、とても言い尽くせないところまで来てしまった感がある。
そういった状況下にある購入者が受け止めなければならないことは、単に「新築のマンションが供給された」という事実だけではない。「大量の中古マンションが創造された」という現実を同時に受け止める必要があるのだ。この大量供給時代に新築マンションを購入するということは同時に、大量供給時代の中古マンションホルダーになったということを意味する。
ここ数年の大量供給によって創造された中古マンションマーケットを、マイホームとして、また資産として、今後どのように評価し、判断し、流通させていくかは業界としても大きな課題であり、喫緊の懸念点ともいえるのだ。

米国とは異なり、人口減少期に入る日本

人口推移予測によると、2006年をピークに日本の人口は減少に向かい、世帯数は2015年頃がピークと見られている。そしてまさに、この2015年以降の数年、昨今大量供給された新築マンションが築10年〜20年を迎え、中古マンション適齢期ともいえるタイミングに突入する時期でもあるのだ。今後日本が迎えることとなる人口問題、少子高齢化、核家族化といった流れは、住宅マーケットに大きな影を落とすのは明白だろう。

借入残高と売却想定価格を常に意識せよ

原価、企画、利幅の調整によって価格コントロールができる新築マンションと異なり、現在の中古マンションは需要と供給のバランスのみで価格が構成される。売り手側が急ぎ、困っている場合などは、希望価格よりも下げて売り急がねばならないケースもしばしばだ。
そのような時代において、購入者がより注意を払わなければならないのは「借入残高」とのバランス。ライフスタイルの変化等によって返済が難しくなり、自宅の売却を検討したものの、売却想定の査定金額が借入残高を下回ってしまったために、売却に踏み切れずにいる人も少なくない。借入残高の推移と売却想定価格…これには今後、充分に意識して注意を払っていかねばならない。

» 詳細は… nikkeibp.jp

posted by iezukuri : 2005年08月31日 23:23 | trackback (0)

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