住宅情報・ニュース
2005年11月06日

建築設計事務所協会が住宅耐震診断

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建築設計事務所協会が住宅耐震診断

新潟県中越地震、パキスタン地震など国内外で大地震が多発する中、建物倒壊による被害防止に貢献しようと、栃木県建築設計事務所協会が、木造住宅の耐震診断に乗り出した。

申請者宅に出向いて耐震診断し、結果を内部組織が審査。申請者に報告するとともに要望に応じて補強設計までを手掛ける。また健康被害が問題視されているアスベストの目視調査も栃木県建築士会とともに開始。いずれも協会などが窓口となることで安心、安全の提供につなげる。
阪神淡路大震災の犠牲者の約8割が建物倒壊が原因だったことや、東海地震、東南海地震など大規模地震発生の切迫性が指摘されているため国は、倒壊危険のある住宅建築物の9割について耐震診断、補修を促す方針を打ち出した。
診断は申請に基づき、各地区の担当者が申請者宅を訪問して行う。その内容を審査会がチェックし、判定結果を申請者に報告。補強工事の希望者には補強設計まで行う。
費用は一般診断が5万円(税別。精密診断は加算)で、補強設計は別料金。実際の工事については業者を紹介する。鹿沼市の補助制度では、耐震診断機関として同協会が指定されている。

posted by iezukuri : 2005年11月06日 21:11 | trackback (0)

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