住宅情報・ニュース
2007年04月09日

住宅すごろく

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「住宅すごろく」にも多様化の波が

「住宅すごろく」という言葉をご存じでしょうか。という書き出しで始まること記事。「ん?」と思って読んでエントリーにしてしまいました。
で、「住宅すごろく」とは、どういうモノかというと、「賃貸アパート」から始まり「分譲マンション」に住み替え「庭付き一戸建て」で上がりというものらしぃ。ほぉ〜。
確かに双六ですね。しかも今回は「新 住宅すごろく」といったものなのでしょうか、上がりに老後が加えられたという感じみたいですね。しかも、「老人介護ホーム」とか「海外定住」とか...ここにも団塊の世代影響なのでしょうかね。多様化してます。

「住宅すごろく」という言葉をご存じでしょうか。1973年に建築学者の上田篤氏が考え出したものです。その当時のすごろくと言えば、賃貸アパートから始まり、年齢を重ねる度に、賃貸マンションから分譲マンションと住み替え、「庭付き一戸建て」で上がりでした。
郊外に庭付きの一戸建て住宅を手に入れるのが、男子たるものの夢とまで言われた時代があって、それを目指して一生懸命に働かれたお父さんも多かったことでしょう。そう言ったすごろくに疑問を抱かず、実際の生活でもがむしゃらに頑張ったものです。
ところが、今や状況が大きく変わり、多様なライフスタイルやライフステージに合わせた住み替えが求められる時代になってきました。このことから、くだんの上田氏が新しいすごろくを作られました。
新しいすごろくでは上がりが増えて6つになっています。老後を第三者に委ねる「老人介護ホーム安楽」、思い切って海外に渡る「海外定住」、第2のふるさとで「農家町家回帰」、自然より利便の「都心(超)高層マンション余生」、子どもと近居の「親子マンション互助」、それと現在の住宅に住み続ける「自宅生涯現役」からなっています。生活の価値観が多様になるととともに、住宅の選択肢も増えてくるのは当たり前のことかもしれません。

posted by iezukuri : 2007年04月09日 22:38 | trackback (0)

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“住宅すごろく”へコメント

上田氏が唱えた新住宅すごろくの6つのあがりは、何を参考にしてかかれたのですか?
書籍や新聞をさがしているのですが、みつかりません。
参考までに、書籍や新聞名を教えてください。

posted by 山田 : 2008年06月25日 13:22




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