フライ・オットー
高松宮文化賞の建築部門にフライ・オットー
2006年第18回高松宮殿下記念文化賞の建築部門に構造家のフライ・オットー氏が選ばれたというニュース。
そもそも、フライ・オットーってどんな人?ということで...
1972年のミュンヘン・オリンピック会場の波打つテントの建築家として知られる、20世紀後半のドイツを代表する建築家。丹下健三との共作「北極の街」(1971)や、坂茂との共作「ハノーヴァー万博日本パビリオン」(2000)など、日本にゆかりの強い作品もあるとのこと。
フライ・オットーの略歴は...
1925年ドイツ生まれ、ベルリン工科大学卒業後、フランク・ロイド・ライト、エーロ・サーリネン、ミース・ファン・デル・ローエ、チャールズ・イームズなどに師事。
1954年博士論文<吊り屋根>執筆
1955年膜構造による処女作「カッセルの屋外音楽堂」発表
1957年ベルリンに軽量構造設計事務所(EL)開設
1964年シュツットガルト大学教授就任、軽量構造研究所(IL)を設立し、生物学者、建築家と共同研究を開始
フライ・オットーの主な作品として...
「スイス博覧会のパビリオン」「モントリオール万国博覧会西ドイツ館」「ミュンヘン・オリンピック・スタジアム」「マンハイムの多目的ホール」
フライ・オットーの主な受賞としては...
オーギュスト・ペレ賞、ベルリン芸術賞、トーマス・ジェファーソン賞、ドイツ建築連盟大賞などだそうです。
フライ・オットー氏は1925年、ドイツ生まれ。64年にドイツ・シュツットガルト大学教授に就任、軽量構造研究所を設立。エンジニアや生物学者らと学際的な研究を本格化させ、「モントリオール万国博覧会西ドイツ館」(1967年)や「ミュンヘン・オリンピック競技場」(1972年)の屋根構造に結実させた。ケーブルネット構造や膜構造を駆使した曲面空間は高く評価され、80歳を過ぎた現在も、テント構造の第一人者として活動している。
posted by iezukuri : 2006年09月09日 21:11 | trackback (0)
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“フライ・オットー”へコメント
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posted by チャールズ・イームズ シェルサイド・チェア : 2007年01月15日 13:30