住宅案内2007
「最強・最新!住宅案内2007」というタイトルでCasa BRUTUSの2007 vol.83 Februaryが1月10日に発売されました。
今月の特集は、スバリ住宅情報。カーサ ブルータスの恒例特集ですかね。昨年も「住宅案内2006」を紹介しましたし。
昨年住宅号の3割増の仕上がりを堂々宣言します。とのことなのでご期待。
カーサ・ブルータス 2007 vol.83 トピックス
- この1年間のベスト住宅建築は刺激的です。
北海道の広大な原野に立つ不思議なボックスの連なり。さまざまな表情を持つ部屋を並べた“ワンルーム”は原野に生まれた集落のようです。五十嵐淳設計<原野の回廊>から始まる、住宅ベストセレクトは、49ページの大ボリューム。地面から浮いたり、部屋がぶら下がったり、鉄がぐにゃぐにゃ、カタチが鉱物みたいにカクカク!とわくわくする住宅の数々を解き明かします。奈良美智+豊嶋秀樹の住宅対談や、ファッション写真、建主がどう住むかをじっくり観察したり、と、見せ方もカーサしかしない、できない、やれっこない自信のできばえ。今回も取材するのがホントにおもしろかったです。
- 求道学舎リノベーション+リノベの今を追いかけます。
理想のリノベーション。本当にあるんだな、と求道学舎の取材をしながらスタッフはしみじみしました。今から80年前に建てられた学生寮がコーポラティブハウスとして生まれ変わるストーリーを、11部屋すべての住人を訪ねて、住み継いでいくことのすばらしさを解き明かします。さらに、古民家やマンション、用途変換など、新しい3つのリノベを紹介、もしかしたら新築より刺激的かもしれない積極的な建築家の企みを追いかけます。
- 集合住宅と住み手、相思相愛の理由って?
急な階段。路地にもれる部屋の光。日の入るバスルーム。街との距離。人の気配。斜めの壁…。魅力的な集合住宅には無数のキーワードが存在します。共通して言えるのはひとつ。建築家と住み手の両方が、「挑戦」を続けていることです。5軒の集合住宅取材では、住人の住まい方をじっくり取材。建築家のつくった不思議な空間をどう住みこなしているか。その答えは誌面でご覧ください。さらに、注目の建築家・千葉学へのインタビューも試みました。
- 別荘だからできる冒険。
住宅にはない大胆な選択ができるのが、別荘建築かもしれません。最近復活してきた軽井沢エリアをはじめ、別荘をめぐる3つの冒険に旅立ちました。風景を取り込み、自然に敬意を払う別荘。浅間山を丸ごと取り込む3つの景色を持つ別荘。パブリックとプラべート、2つのエリアが異なる表情を見せる別荘。実際に宿泊し、体験してみて初めてわかる別荘の「時間の感覚」。今回は時間をかけて取材した、「別荘だからこそ特別なこと」をじっくりお見せします。
- カーサの『住宅案内2007』で、さがしてみよう、理想の住宅。
何度も言いますが(笑)、カーサは単なる住宅カタログではありませぬ。刺激的な住宅紹介の合間にはさまざまな企画を今年もたっぷり並べます。『建築家に家を建ててもらうときの心配事』を並べた入門ページでは去年に引き続き渡辺篤史さんがナビゲートし、心配事への処方箋を伝授してくれます。隈研吾さんや妹島和世さんに聞く『あの建築家をワクワクさせた海外の住宅作品』では見たこともない住宅作品が、『2006年の住宅本30冊イッキ読み』では、生活系からビジュアル系まで、住宅本にまつわるあらゆる話題を網羅します。『ハリウッドセレブの住宅ウワサの真相』でミーハー心まで満足。もうこれこそ百花繚乱、家を考え、楽しみ、そしてまた考える。今年こそ、さがしてみましょう、理想の住宅。
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価格:980円
最強・最新! 住宅案内2007
さがしてみよう理想の住宅-最強・最新!住宅案内2007/この1年の個人住宅ベスト-世界に自慢したくなる日本の個人住宅撮り下ろし取材!アーティスト対談やファッション・エコ住宅解説も/2006年に出た住宅本30冊イッキ読み-住宅本の名作から最新までいろんな切り口で建築読書
posted by iezukuri : 2007年01月29日 14:38 | trackback (0)
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