住宅情報・ニュース
2006年09月22日

ケミレスタウンプロジェクト

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ケミレスタウン着工 化学物質抑えた街づくり

千葉大学と住宅メーカーが進めている「ケミレスタウンプロジェクト」で、「ケミレスタウン」の起工式が21日、千葉大学柏の葉キャンパスで行われたというニュース。
ケミレスタウンプロジェクトとは...
千葉大学環境健康フィールド科学センター内に化学物質を可能な限り低減した一戸建ておよび集合住宅、テーマ棟、庭などのある「モデルタウン」を建設。
また、同敷地内に「千葉大学診療所環境医学診療科」を建設し環境予防医学を行い、将来的にはすべての人にとって健康に良い「環境ユニバーサルデザイン」の街づくりを目指すというもの。
シックハウス、化学物質過敏症って本当に大変(大変なんてもんじゃないようですが...)なようで、一度テレビで「化学物質過敏症」の人を視たことがあるのですが、まず通常の生活は難しいようでした。普通の人はあまり気にしてないかも知れませんが、化学物質自体いたるところで使用されていて避けようがないようです。洋服にも化学物質って使用されてますし、特に都市生活者にとっては...。しかも、あまり周りの人には大変さは伝わらないのかなぁとも思いますし。「ケミレスタウンプロジェクト」が成功するとどれだけ助かる人がいるんでしょうね。是非、成功させていただきたいものですね。

シックハウス症候群に悩む人たちが快適に生活できる街をつくろうと、千葉大と住宅メーカーが進めている「ケミレスタウンプロジェクト」で、化学物質を極力用いない「ケミレスタウン」の起工式が21日、柏市の千葉大柏の葉キャンパスであった。同プロジェクトは、未来のための快適な住環境を提案しようという全国でも珍しい試み。同キャンパスの一画にケミレスタウンをつくり、患者に実際に入居してもらい、研究成果を全国に発信していく。
起工式で、古在豊樹学長は「研究成果を(柏の葉地区の)新しい街づくりにまず取り入れ、やがては日本中に普及することを願う」とあいさつした。
ケミレスタウンは、住宅6棟が建つ「プライベートゾーン」と学校や病院など公共施設のモデルとなるテーマ棟が建つ「パブリックゾーン」から成る。これらの建物は、三井不動産など8社が、独自のノウハウを生かして建てる。化学物質の放散量は、厚生労働省の室内濃度基準の十分の一にまで抑える。
ケミレスタウンは来春にも完成。試験期間を置き、2008年度からシックハウスに悩む子どもやその家族に一週間ほど住宅に滞在してもらい、症状が改善されるかどうかを試す。同プロジェクト責任者の森千里・千葉大大学院教授は「周辺自治体に(プロジェクトに)興味を持ってもらい、ケミレスの小中学校を建ててもらいたい」と波及効果を期待している。

posted by iezukuri : 2006年09月22日 12:16 | trackback (0)

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