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2006年01月22日

「織本屋」母屋 有形文化財に

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国の有形文化財に 商家建築の「織本屋」母屋

国の文化審議会は20日、つるぎ町貞光の「織本(おりもと)屋」の母屋一棟(旧折目家住宅、町所有)を国の有形文化財に登録するよう文部科学相に答申した。造形が優れていることが評価された。

織本屋 母屋は、国道438号に面しており、造り酒屋を営んでいた商家建築。建物の最も古い部分が1772(明和9)年に建設されたことを示す棟札がある。木造2階建て、切り妻造り、本瓦ぶきで、延べ276平方メートル。建物の両端にうだつがあり、水平の上段、斜め下に傾いた下段を持つ。
屋根やしっくいの外壁など全体に重厚感があり、うだつの構造は古い形式という。
登録有形文化財は、築後50年以上たっていて、歴史的景観に寄与し再現が容易でない建造物。指定文化財と異なり改造が可能。県内には、織本屋母屋のほか、鳴門市の花乃春酒造精米蔵、那賀町の萬福寺など59件ある。

posted by iezukuri : 2006年01月22日 13:36 | trackback (0)

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