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2006年01月21日

真鍋家住宅・定金家住宅主屋 登録文化財に

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真鍋家住宅・定金家住宅主屋

登録文化財に真鍋家住宅など

笠岡市真鍋島の「真鍋家住宅」や金光町の「定金家住宅主屋(おもや)」など岡山県内4カ所、計8件の建造物が20日、文化審議会の答申を受けて、国の登録有形文化財に登録されることが決まった。これらを含めて、県内の登録件数は45カ所、計112件となる。

真鍋家住宅は、明治初期から大正期にかけて建築された主屋、旧郵便局舎、乾蔵(いぬいぐら)、倉庫・納屋、表門の5件。いずれも木造で、延べ床面積は計260平方メートルに及ぶ。
特に、1870(明治3)年に建築された主屋は、座敷に書院造りの技法が施されるなど風格あふれる家構えが特徴。隣接する旧郵便局舎などを含め、「国土の歴史的景観に寄与している」と評価された。笠岡市内では初の有形文化財への登録となる。
一方の定金家住宅主屋は木造2階建てで、1917(大正6)年ごろに金光教本部の門前町近くに建てられた。西洋建築様式を採り入れた美しい外観を持ち、「デザインが優れている」との登録基準を満たした。
県内ではこのほか、大正期の町並みの様子を伝える高さ21メートルの「旧京橋火の見櫓(やぐら)」(岡山市、1924年築)、葉タバコ取扱所として使用された歴史を持つ加茂川歴史民俗資料館(吉備中央町、1897年築)の登録が決まった。

posted by iezukuri : 2006年01月21日 13:43 | trackback (0)

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