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2005年10月13日

旧家「喜多家」住宅

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旧家「喜多家」住宅

「喜多家」住宅4年ぶり公開 改修工事終え

江戸時代、大庄屋と代官所を合わせた加賀藩独自の十村役をつとめた宝達志水町北川尻の旧家「喜多家」住宅が、このほど改修工事を終え、4年ぶりに公開された。かやぶきの立派な表門「十村(とむら)役門」などが残り、国の重要文化財にも指定されている。工事完了を記念して、年内は無料で見学できる。

喜多家は江戸時代、能登と加賀で計200村以上を治め、2360石を有した十村役筆頭。現在も、当時の威容を伝える表門と主屋、道具倉、味噌(みそ)倉の4棟と古美術品、古文書などが残り、財団法人「喜多家保存会」が管理や公開を続けてきた。改修工事は01年12月に始まり、3億1760万円かけて傷みの激しかった倉2棟の解体修理や主屋と表門の屋根のふき替えなどを実施した。
今後、保存会は解散し、宝達志水町が建物や土地などの寄付を受け、管理運営を引き継ぐことも決まっている。町では、郷土史を学ぶ拠点の一つとして活用を考えていく、としている。

posted by iezukuri : 2005年10月13日 21:56 | trackback (0)

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