住宅情報・ニュース
2007年08月21日

滋賀銀旧甲南支店

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「保存へ売却含め検討中」ヴォーリズ建築の滋賀銀旧甲南支店

ヴォーリズ建築で知られる甲賀市甲南町寺庄の滋賀銀行甲南支店が、同市甲南町野田の新店舗に移転し、20日から営業を始めたというニュース。
店舗の移転ということで、移転元の支店の建物(ヴォーリズ建築)のはどうするのってこと。
で、旧支店の建物については「何らかの形で保存していけるよう売却先も含めて検討中」とのこと。微妙なお答え...。で、当面はATMコーナーの無人出張所として使うとのことです。
貴重な建築物なのでどうにかして残して欲しいものですね。

ヴォーリズ建築で知られる甲賀市甲南町寺庄の滋賀銀行甲南支店が、同市甲南町野田の新店舗に移転し、20日から営業を始めた。旧支店の建物について住民から保存活用を求める声も出ていたが、同銀行は「何らかの形で保存していけるよう売却先も含めて検討中」とし、当面はATM(現金自動預払機)コーナーだけを残して無人の出張所として使う。
旧支店は米国の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964)が設計し、旧寺庄銀行本店として1925(大正14)年に建築され、33(昭和8)年に滋賀銀行支店となった。正面のギリシャ風古典様式の柱などに特徴があり、地域のシンボル的な建物として親しまれてきたという。
移転は耐震面なども含め建物の老朽化が進んでいるためだが、山本朗支店長は「お客さんからも『建物はどうなるのか』とよく聞かれる」と話す。以前には「恒久保存を前提に公共的な利用を」との要望書も地元区長から出されていた。
滋賀銀行広報室によると、ATMコーナーが残るのは「一定期間」で、建物の保存については「交渉中なので現時点では詳しいことは申し上げられない」としている。

posted by iezukuri : 2007年08月21日 22:33 | trackback (0)

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