住宅情報・ニュース
2007年04月21日

旧伊庭家住宅

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建築家ヴォーリズ設計 安土の旧伊庭家住宅公開

ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計したヴォーリズ建築、滋賀県安土町の「旧伊庭家住宅」が一般公開されているというニュース。
「旧伊庭家住宅」は、1913(大正2)年に二代目住友総理事伊庭貞剛の四男伊庭慎吉の邸宅として建てられた住宅建築物。洋風の木造住宅で、洋風の外観を持ちながら、巧みに和風を取り入れたヴォーリズ初期の作品として貴重な建造物です。
昭和55年9月11日に指定された安土町指定有形文化財であり安土町郷土資料館でもあるようです。
「旧伊庭家住宅」の特長としては、主体部と玄関からなり、主体部の外観はハーフティンバーと呼ばれる化粧梁で細分化された意匠の外壁に傾斜の強い天然石ストレート葺きの切妻屋根を乗せて煙突を備えた洋風建築と、入母屋造りで妻入浅瓦葺の和風玄関とで構成されているとのこと。

米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964年)が設計した滋賀県安土町小中の町郷土館「旧伊庭家住宅」が一般公開されている。
旧伊庭家住宅は、現在の近江八幡市出身で住友グループの基礎を築いた伊庭貞剛(1847ー1926年)が、後に沙沙貴(ささき)神社の神主も務めた四男慎吉(1885-1975年)のために、1913(大正2)年に建てた。洋風の木造住宅で、当時としては異色の建築物だった。
毎年、春と秋に一般公開しており、暖炉のある洋間や、書院風座敷の和室のほか、美術教師として働いた慎吉のアトリエには、交友関係のあった画家や歌人からの手紙や作品も展示されている。
6月3日まで。日曜のみ公開。200円。

posted by iezukuri : 2007年04月21日 18:24 | trackback (0)

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