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2007年02月01日

滋賀銀行甲南支店

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滋賀銀行甲南支店

ヴォーリズ建築、滋賀銀行 甲南支店が移転

ヴォーリズ建築として知られる滋賀県甲賀市甲南町寺庄の滋賀銀行甲南支店が建物の老朽化のため8月に移転することになったというニュース。
滋賀銀行 甲南支店は米国の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(何回も紹介しているので今更説明は要らないと思いますが...)が設計し、1925(大正14)年に建築されたものです。
ヴォーリズ建築については、もう余り書くことがないので、今回は移転のニュースということで...。

ヴォーリズ建築として知られる滋賀県甲賀市甲南町寺庄の滋賀銀行甲南支店が建物の老朽化のため8月に移転することが、29日分かった。同銀行は、現支店建物について「どうするかは未定」としており、取り壊しを懸念する住民らは「地域のシンボル的な建物。何とか保存活用してほしい」と訴えている。
現支店は米国の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964)が設計し、旧寺庄銀行本店として1925(大正14)年に建築された。鉄筋コンクリート2階建て延べ約170平方メートルで、正面のギリシャ風古典様式の柱などに特徴がある。
保存問題で揺れた同じヴォーリズ建築の滋賀県豊郷町の豊郷小旧校舎より12年古く、33(昭和8)年に滋賀銀行の支店となり、現在までほぼ当初のまま使われてきたという。
同銀行広報室によると、移転は「耐震面も含め総合的に建物の老朽化が進んでいるため」で、同市甲南町野田の市甲南庁舎向かいに移転を決めている。現支店での営業は8月17日で終える予定という。
寺庄地区住民によると、移転話は2年前から持ち上がり、当時の区長が「ヴォーリズの歴史的建造物の恒久保存を前提に、公共的な利用を」との要望書を同支店に提出した。同区長は「見学者も多く、地域のためにも残してほしい」と話している。

posted by iezukuri : 2007年02月01日 16:31 | trackback (0)

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