住宅情報・ニュース
2005年12月06日

地下室マンション 建築確認取消し判決

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地下室マンションで建築確認を取り消す初判決

横浜・日吉本町の地下室マンションが高さ制限を免れているとして、周辺住民6人が建築確認の取り消しを求めた行政訴訟の判決が11月30日、横浜地裁であった。

裁判所は3棟のうち1棟について、「周囲の盛り土は不自然で規制逃れを目的としている」として、東京建築検査機構が下ろした建築確認を取り消した。建築確認事務が帰属する横浜市に対する計100万円の損害賠償請求は棄却した。原告側によると、地下室マンションを巡る訴訟で建築確認を取り消す判決が出たのは初めて。
マンションの建設地は高低差が約25mある斜面地。確認取り消しとなった建物は、地下7階・地上3階建てだが、建築確認上の最高高さは9.36mだった。このマンションを巡っては、先行している民事訴訟で横浜地裁が6月3日、意図的な盛り土を指摘し、マンションが建築基準法に違反しているとする判決を下している。

posted by iezukuri : 2005年12月06日 23:20 | trackback (0)

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