住宅情報・ニュース
2005年12月01日

ファイヤーブロックウォール工法

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三井ホーム、湿式外壁の耐火構造「ファイヤーブロックウォール工法」を実用化し販売

三井ホーム株式会社は、スチライト工業株式会社と共同で開発した、オリジナルの材料によるツーバイフォー工法用の湿式外壁の耐火構造について、「ファイヤーブロックウォール工法」として実用化いたしました。12月3日から寒冷地と沖縄を除く全国で、当社耐火建築における販売を開始いたします。

「ファイヤーブロックウォール工法」は、木造の耐火構造としては業界初となる湿式外壁構造で、本年7月に国土交通大臣の耐火構造認定(一時間)を取得し、このたび実用化したものです。2004年4月に日本ツーバイフォー建築協会が国土交通大臣認定を取得したツーバイフォー工法による耐火構造認定では乾式材料のみとされていた外壁仕上げについて、今回の認定によりその制約がなくなり、湿式も可能となりますので、さまざまな風合いやデザインを表現することができるようになりました。

ファイヤーブロックウォール工法とは...


湿式外壁として、通気性のあるオリジナルの防水フェルト(VFフェルト)とモルタルの塗り厚を均一にするフロートラス、吸水・収縮しにくいモルタル(ACモルタル)を採用した独自のBSウォール工法を、寒冷多雪地を除き標準採用しています。「ファイヤーブロックウォール工法」は、BSウォール工法におけるモルタル下地(20ミリ厚)のかわりに、専用の耐火被覆材を厚さ30ミリ塗るものです。耐火被覆材は石膏ボードよりも多量の結晶水を保有し、加熱時に結晶水が分解して温度上昇を抑制します。

posted by iezukuri : 2005年12月01日 23:52 | trackback (0)

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