住宅情報・ニュース
2005年11月28日

マンションセミナー立ち見の盛況

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耐震偽造問題でマンションパニック

うちのマンションの耐震性は大丈夫?。マンションなどの耐震強度偽造問題で、全国の集合住宅の住民に不安が広がる中、東京都江東区で27日、区民らを対象にマンション管理セミナーが行われた。

マンション耐震強度偽造問題発覚以降、耐震診断を専門家に個人やマンション単位で依頼するケースもあり、姉歯秀次1級建築士とは関係ないとする文書を張り出すマンションも出るなど、問題は波紋を呼ぶばかりだ。
セミナーには、主催者の予想を上回る約100人が出席し、立ち見が出るほど。今回問題になっている建築主が「ヒューザー」のマンションの住人も参加した。
「壁、はり、柱にひびがないかどうかチェック」「(自分の部屋などの)占有部分より、共有部分に目をやることが大切」「補償などのアフターサービスがいつまでなのか確認すること」。
アドバイスだけでは安心できないと、耐震診断を頼む住民も出始めている。
欠陥住宅問題に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)「建築Gメンの会」の1級建築士は、建物は一度出来上がってしまうと「外から構造の欠陥を判断するのは専門家でも難しい」と指摘。同会では、1級建築士1人当たり1時間8000円を目安に耐震診断を実施している。
マンション単位で耐震強度などをNPO法人に依頼するマンションもあり、築2年近くの千葉県北部のマンションでは、約200万円かけて診断を依頼することが決まった。耐震診断では建物を壊さずに内部をチェックするため、磁気を利用して壁や柱の中を通っている鉄筋の位置や太さを確認する機器などを使う。
また、東京都台東区内のマンションでは27日までに、エレベーターホールに「当マンションの耐震強度等について」と題した1枚の印刷物が張り出された。マンションの管理組合が出したもので「施工に関し、耐震強度偽造問題の関係者としてマスコミで報道されている建築士、検査会社、事業主、施工会社等とは一切関(かか)わりがございません」などと記されている。

posted by iezukuri : 2005年11月28日 23:08 | trackback (0)

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