住宅情報・ニュース
2005年09月25日

住宅リフォームの選択肢増える

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リフォームの選択肢増える 住宅事業者、需要開拓に走る 収納のカリスマ、女性社員採用

大和ハウスが、社屋一階のリビングサロンを改築し、新たに寝室向けクローゼットを展示したというニュース。
住宅の新築戸数が伸び悩む中、住宅事業者はリフォーム需要の開拓に走っている。展示場の拡充や女性営業社員の採用など、あの手この手の競争で消費者の選択肢が広がってきた。専用ローンのキャンペーンを展開する金融機関も出ている。

大和ハウス工業金沢支店は今月、社屋一階のリビングサロンを改築し、新たに寝室向けクローゼットを展示した。「収納のカリスマ」と呼ばれる近藤典子さん監修の商品で、近藤さんを招いた18日のセミナーには約150人が詰めかけた。
リフォームの要望で最も多いのは、収納と水回りだという。サロンには、TOTOと共同開発した健康チェックができるトイレも設置している。
ひまわりほーむは「主婦の気持ちが分かる」とし、リフォーム部門に女性社員を積極的に採用する。
ニューハウス工業も加賀、能登地区の拠点でリフォームの社員を増やした。オダケホームは来月から、パンフレットやカタログなどを改訂して販売PRを強化する。
北國銀行は今月から、リフォームローンのキャンペーンを始め、金利を0.825%下げた。追加の優遇措置もあり、最優遇金利は変動金利で2.60%となる。
一方で、悪質なリフォーム業者による被害も相次いでいる。今月16日には政府が初めての対策会議を開き、三年以内にすべての市町村に相談窓口を設置するなど取り組みの強化を申し合わせた。
石川県消費生活支援センターによると、住宅リフォームに関する今年度の相談件数は8月末で102件と、前年同期より24%増えた。このうち61.8%が60歳以上の高齢者で、屋根裏の補強や床下の白アリ対策など計6件の契約を結び、500万円以上の代金を支払った例もあるという。

posted by iezukuri : 2005年09月25日 12:36 | trackback (0)

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