住宅情報・ニュース
2005年08月19日

住宅耐震アイデア求む

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住宅耐震アイデア求む/愛知の協議会がコンペ

名古屋市や大学、建築関連団体などでつくる「愛知建築地震災害軽減システム研究協議会」は、安くて効果的な耐震補強技術や工法を募集している。

遅れている木造住宅の耐震化を進め、住宅の倒壊を防ぎ、震災犠牲者を減らすのが狙いという。
同協議会によると、阪神大震災で亡くなった6400人余の犠牲者のうち、84%が建物の倒壊による圧死だったという。
県と市町村は協力し、東海地震などに備えて、81年以前の木造住宅を対象として無料耐震診断を実施し、改修費の補助をしている。しかし、1軒あたり通常150万〜200万円の改修費がかかるため、改修が進んでいないのが現状だ。
この状況を打破し、少しでも安く効果的な耐震補強を目指すため、「眠っているアイデアを掘り起こそう」と、同協議会が初めての「木造住宅耐震補強技術コンペ」を企画した。
個人・法人・団体や資格の有無を問わず誰でも応募できる。大学教授や名古屋市の担当者らが、書類や聞き取りをして、補強の効果やコストなどについて審査する。最優秀賞1点(賞金10万円)のほか、優秀賞や佳作、アイデア賞などを決める。
応募は専用の用紙に必要事項を記入し、〒460-0008 名古屋市中区栄4の3の26の愛知建築地震災害軽減システム研究協議会に郵送する。応募用紙は協議会ホームページからダウンロードできる。締め切りは11月30日。

posted by iezukuri : 2005年08月19日 21:28 | trackback (0)

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