住宅情報・ニュース
2005年12月30日

無暖房住宅 人の熱で室温保つ

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無暖房住宅 取り組み 断熱性高め 人の熱で室温保つ

長野県内の住宅メーカーや大学の研究室で、断熱材を厚めに入れて気密性を高め、冬でも暖房を不要にした「無暖房住宅」のモデルハウスを作ったり、実験に取り組む動きが出ている。

冬は人や家電製品の熱だけで一定の気温を保ち、真夏も若干の冷房費程度まで光熱費を抑えられるのが特徴。北欧で研究が進んでおり、地球温暖化に対する関心の高まりや、原油高騰なども、取り組みを後押ししている。
住宅メーカーの北信商建は、長野市の住宅展示場にモデルハウスを建設中。2階建てで、延べ約150平方メートル。2枚の壁の間に、古新聞を使った断熱材を厚さ40センチ分入れる。
北信商建がこれまで培った太陽熱を活用した給湯・暖房の工法と合わせることで、冬は暖房がなくても室温18度程度に保ち、真夏は若干の冷房で済むという。来年は県内の複数の場所にモデル住宅を建てて実験し、2年後から、本格的に売り出す考えだ。
建設の手間などコストが上がる分、一定の規格商品にして、1坪当たりの単価は60万円程度に抑えたい考え。
また、長野市の別の住宅メーカーも「住宅の省エネ志向は確かで、無暖房の住宅について、検討を始めている」とする。

posted by iezukuri : 2005年12月30日 17:23 | trackback (0)

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