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2005年12月23日

フォトグラファー・石元泰博の世界

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石元泰博の世界

日本の建築美写す 県立美術館で石元泰博寄贈作品展

「フォトグラファー・石元泰博の世界」展が21日、高知市高須の県立美術館で始まった。土佐市出身の世界的な写真家、石元泰博が同館に寄贈した作品の一部。日本の建築美を写した代表作が並んでおり、豪華な内容となっている。

石元泰博は米国移民だった土佐市出身の両親の元、サンフランシスコに生まれた。幼時に同市に帰り、高知農業学校(現・高知農業高校)を卒業して単身渡米。戦時中は日系人収容所の生活も経験し、シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン写真科に学んだ。
ニューヨーク近代美術館で個展が開かれるなど、世界レベルで活躍。平成8年には文化功労者にも選ばれている。
石元泰博は、生涯に撮影した全作品を県立美術館に寄贈することを決めている。今回は約7000点の中から200点を前・後期に分けて紹介する。
前期は日本の美がテーマ。桂離宮を撮影した代表作「桂」や「伊勢神宮」、「日本のかたち」などを展示している。
写真はいずれもモノクロで、グレーのやわらかな質感が美しい。日本建築ならではの直線的なデザインを、力強い構図で撮影している。

posted by iezukuri : 2005年12月23日 16:40 | trackback (0)

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