住宅情報・ニュース
2005年09月18日

住宅性能表示制度

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食品のパッケージなどに原産地や添加物の種類を示す表示があるように、住宅にも「安全・安心」の指標になる公的な表示制度がある。
住まいの品質を等級で判断できる「住宅性能表示制度」だ。

「住宅性能表示制度」は、欠陥住宅のトラブル増加を受けて施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」の柱の一つとして5年前にスタートした。
「表示」といっても建物に何かが掲示されるわけではない。新築住宅の場合、「評価書」と呼ばれる冊子に、地震への強さや耐火性、シックハウス対策や高齢者向けの配慮など9つの分野で、3~5段階の等級が示される。
耐震性では、震度6強~7程度の大地震でも倒壊しない構造であれば「等級1」、その1.25倍の強度なら「等級2」。耐火性では出入り口で火を遮る時間が20分以上なら「等級2」、60分以上なら「等級3」など。評価は、国が指定する第三者機関が設計と建築段階で行っている。
ただ、この制度は「義務」ではないため、評価を受けるには住宅の購入者が施工業者などを通じて申請をする必要がある。

posted by iezukuri : 2005年09月18日 06:42 | trackback (0)

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