高齢者の街銀河タウン起工

花巻市初の分譲マンションと高齢者向け賃貸住宅、医療・福祉、商業店舗の複合施設「銀河タウン舘坂」の起工式は27日、同市花城町の予定地で行われた。

住みやすくにぎわいのある町を創出しようと、地元商店主や住民が出資した有限会社TATESAKAが整備する。2006年11月の完成を目指す。
起工式には関係者約90人が出席。神事で工事の安全を祈願した。
建設予定地は、市役所の南向かいで、中心部の上町商店街につながる市道上町花城町線沿い。敷地面積は約4800平方メートル、延べ床面積は約12000平方メートル。
大きく分けて3棟があり、最も高い分譲棟は12階建て。1、2階は医療ゾーンとして内科や外科など3科の入居を予定。3-12階は一般分譲（58戸）となる。価格は3LDKで2000万円前後を予定する。
賃貸棟は3階建て（18戸）。店舗棟は薬局、レストラン、生鮮食品など8店舗が内定し、駐車場も80台分整備する。
総事業費は23億5500万円。国土交通省の優良建築物等整備事業の認定を受け、国、県、市の補助金は合わせて約5億円。残りは分譲や賃貸の売却金を充てる。

» 岩手日報

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