Switch! House世田谷 オープン

松下電器グループの住宅メーカー、パナホームは18日、東京電力と共同で、オール電化住宅の良さを実際に泊まって体験できる、体験型モデルハウスを東京都世田谷区に21日オープンすると発表した。パナホームによると、オール電化の宿泊体験型モデルハウスは東日本ハウスやスウェーデンハウスが設けているが、電力会社と共同で開設するのは今回が初めて。
オール電化住宅の拡販を目指し、ハウスメーカーが体験型モデルハウスを設ける動きが今後、活発化しそうだ。
パナホームと東電が開設する宿泊体験型モデルハウス「スイッチ!ハウス世田谷」は、新築や改築を検討中の消費者に、環境負荷の少ない住まいメリットを体感してもらうためのPR施設。世田谷区内にある東電の所有地に、今年1月から建設を進めてきた。
京王線千歳烏山駅から徒歩5分の敷地約198.44平方メートルに、延べ床面積204.83平方メートルの2階建て・4LDKの建物を建設。IH（電磁調理加熱）クッキングヒーターや深夜電力を使った省エネ給湯システム「エコキュート」を装備。設計に風や光を取り込む工夫を凝らしたほか、建設資材に環境負荷の少ない自然素材を数多く用いた。
テレビや冷蔵庫などの生活家電や、キッチン、バスなどの住宅設備には松下電器グループの最新製品を使用し、最新のライフスタイルを味わえるようにした。
宿泊料金は無料。宿泊は、希望日の2カ月前から2週間前までにパナホームの東京支社ホームページ上で申し込む。1日1組限定（8人まで）で、先約があった場合は別の日で調整する。