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2006年05月10日

噂の新世代住宅 ベストガイド2006

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TITLe(タイトル)噂の新世代住宅 ベストガイド2006

「噂の新世代住宅 ベストガイド2006」というタイトルでTITLe 2006年6月号が、に発売されました。TITLEがいま注目する新世代建築家は、この二人ということで、吉村靖孝/京都府・DRIFT「知性派が論理とルールで組み上げた谷間の家」と五十嵐 淳/北海道・ANNEX「最北の天才の感性が生みだした光の家」が取り上げられています。

[TITLe]としては8ヶ月ぶりの住宅特集。“ベストガイド2006”というとおり、カタログ的な構成です。
注目すべきは空間に建築家本人を入れた撮りおろし写真。これは手間がかかってそうです。しかも人物に向かって“←architect”と矢印をつけるという新技が登場。スーパーで売られる有機野菜についている「私がつくりました」シールのよう。生産者の顔を見せる安心感の表現でしょうか。
なお、巻頭を飾ったのは吉村靖孝と五十嵐淳。合わせて16ページに及ぶ大フィーチャーです。本人たちの写真が左右に掲載されたページを見れば納得。このセレクトに“イケメン”という基準が入っていることは想像するに難くありません。
さすがスポーツ・グラフィック[Number]を出している出版社ならでは?ビジュアルの扱い方が斬新です。
また、[TITLe]では毎回登場する、BOOK IN BOOK形式で構成された集合住宅カタログ。今回はなんと、あの話題作・西沢立衛の森山邸が「集合住宅」として紹介されています。
集合住宅を集めたページは一戸建てに比べるとやはり単調になりがち。スパイスとしては、このぐらいのモノは必要なのでしょうか。
しかしながら専用住宅と賃貸住宅の複合型であるためか、賃料も明かさず、場所も東京都、と書かれるのみ。問い合わせ先もありません。一般誌に掲載される集合住宅にしては、ずいぶん敷居が高いです。
居住者としてコメントしているのは、なんと設計担当者の高橋一平氏。こちらは“建築家の集合住宅”というよりも“建築家が住んでいる集合住宅”と表現するのが正解なのかもしれません。
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  • TITLEがいま注目する新世代建築家は、この二人です!
  • 吉村靖孝/京都府・DRIFT「知性派が論理とルールで組み上げた谷間の家」
    五十嵐 淳/北海道・ANNEX「最北の天才の感性が生みだした光の家」

  • 隈研吾&マリオ・ベリーニ、新世代に告ぐ
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TITLe (タイトル) 2006年 06月号TITLe (タイトル) 2006年 06月号 [雑誌]
価格:580円(本体552円)

噂の新世代住宅 ベストガイド2006
都市に住む男と女のハイライフ・マガジン
噂の新世代住宅ベストガイド2006/快適「技あり」住宅から絶妙リノベ物件まで30代建築家の最新ケーススタディ探訪。
どこよりも先に最旬デザインお届けします。ミラノ・サローネ2006完全速報!

posted by iezukuri : 2006年05月10日 20:14 | trackback (0)

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