住宅情報・ニュース
2006年09月13日
新建築住宅特集 別冊「天工人本」
「天工人本」というタイトルで「新建築住宅特集 2006年9月別冊」が発売というニュース。
今回の別冊は、建築家の山下保博氏が率いる「アトリエ・天工人(てくと)」の活動に焦点を合わせた特集です。
ちなみに、アトリエ・天工人の作品、活動を11のキーワードを使って分類しています。
- 薄板箱で積む --- 機能と構造を合体させる
- 一緒に考える --- チームが可能にすること
- コンペが開く --- なぜコンペをするか
- システム化する --- 一戸建てを越えた仕組みをつくる
- 反重力感を生む --- 重力からの逸脱
- 自覚的知覚 --- 3次元空間の認識
- ユニット化で超える --- 製品精度とコストの削減
- アルミニウム
- 極み --- 極限の状況を越える
- レイヤーを重ねる --- 重ね合わせで多様性を生む
- 関係性から解く --- 欲望の浄化として
「新建築住宅特集」の2006年9月別冊は「天工人本」。サブタイトルは「建築が動いている、11キーワード×102作品」。
建築家の山下保博氏が率いる「アトリエ・天工人(てくと)」の活動に焦点を合わせる。構造・構法の面で現在もっともチャレンジングな都市住宅をつくり続けている建築設計事務所だ。全135ページ。
山下保博氏は1960年奄美大島生まれ。1986年に芝浦工大大学院(修士課程)を修了。1991年に山下海建築研究所を設立し、1995年にアトリエ・天工人に改称した。現在のスタッフは12名。最近の10年で102もの作品をつくってきた。
その山下氏が書き下ろした緒言、「アトリエ・天工人はどこに行くのか。行動することで獲得しえるもの」が、本書の最大の読みどころだ。
「アトリエ・天工人はこれからふたつのキーワードで動くつもりだ。ひとつは“行動する”。もうひとつは“考える”」。そのとき山下氏は言葉・名称を手がかりにしていくという。「“都市”という言葉を、“物質の密度の濃い場所”に置き換えるだけでいろいろな方向へと思考が膨らんでいく」。
文章を書くことを生業としている者として、山下氏の記述に深く同感した。
建築家の山下保博氏が率いる「アトリエ・天工人(てくと)」の活動に焦点を合わせる。構造・構法の面で現在もっともチャレンジングな都市住宅をつくり続けている建築設計事務所だ。全135ページ。
山下保博氏は1960年奄美大島生まれ。1986年に芝浦工大大学院(修士課程)を修了。1991年に山下海建築研究所を設立し、1995年にアトリエ・天工人に改称した。現在のスタッフは12名。最近の10年で102もの作品をつくってきた。
その山下氏が書き下ろした緒言、「アトリエ・天工人はどこに行くのか。行動することで獲得しえるもの」が、本書の最大の読みどころだ。
すべては奄美大島からはじまる
建築は広い
アトリエ・天工人のはじまり
ネットワークを結びつける
建築家とは
建築が動いている
アトリエ・天工人のこれから
「アトリエ・天工人はこれからふたつのキーワードで動くつもりだ。ひとつは“行動する”。もうひとつは“考える”」。そのとき山下氏は言葉・名称を手がかりにしていくという。「“都市”という言葉を、“物質の密度の濃い場所”に置き換えるだけでいろいろな方向へと思考が膨らんでいく」。
文章を書くことを生業としている者として、山下氏の記述に深く同感した。
» JDN
posted by iezukuri : 2006年09月13日 16:53 | trackback (0)
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“新建築住宅特集 別冊「天工人本」”へコメント
山下保博さんに家を建ててもらいたい
北海道ですが、可能ですか。
posted by 川合 栄実子 : 2009年03月01日 23:10