住宅情報・ニュース
2005年10月14日

担保不動産をネット競売

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りそな銀行 担保不動産をネット競売 住宅ローン債権の回収促進

りそな銀行は焦げ付いた住宅ローン債権の回収を進めるため、担保不動産のインターネットオークションを始める。ネットを活用して幅広く買い手を募り、担保不動産を短期間でより高く売却できるようにする。同行は「金融機関では初の試み」としており、14日に発表する。

ネットオークションは不動産業者だけでなく個人も参加できる。多額の担保不動産を抱える金融機関がネットオークション市場の担い手になることで、この市場がさらに広がるのは確実。投資を目的とした個人マネーの不動産市場への流入が加速し、大都市圏の一部で上昇を始めた不動産相場にも影響を与える可能性がある。
ネットで売り出すのはローンを払えなくなった個人の持ち家、マンションなど年500件、債権額で100億円程度になる見込みだ。
りそな銀はネットオークションのノウハウを持たないため、不動産関連会社のアイディーユー(IDU)とスターツグループと提携し、実際の業務を任せる。両社は担保不動産を細かくチェックし、最低入札価格を決める。決済や名義変更などもIDUとスターツが代行する見通し。
IDUとスターツはすでに不動産のネットオークションを行うサイトを運営している。売り手は不動産業者で、年間の取扱件数はIDUが約1500件、スターツが2600件。りそな銀との業務提携について、IDUは「売り物を安定的に確保できるため」、スターツは「銀行が融資した住宅は質が高い」と説明している。

posted by iezukuri : 2005年10月14日 23:54 | trackback (0)

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