住宅情報・ニュース
2008年02月09日

住宅ローンで温暖化防止

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三井住友銀行 住宅ローンで温暖化防止貢献 排出権買い取り国に譲渡

三井住友銀行が、省エネルギー対策が施されているエコ住宅を買った住宅ローンの利用者に代わり、二酸化炭素(CO2)の「排出権」を海外から買い取ることを決めたというニュース。
住宅ローン利用者には、1日1キロ・グラムのCO2を減らすことを宣言してもらって国全体の削減目標に役立てるようにするとのこと。この住宅ローンを使えば、個人でもCO2削減などの環境への取り組みに参加できる。でも、削減している実感はあるのでしょうか...。

で、排出権取引とは...
環境汚染物質の排出量低減のための経済的手法のひとつで、あらかじめ国や自治体、企業などで排出する権利を割振っておき(排出権制度)、権利を超過して排出する主体と権利を下回る主体との間でその権利の売買をすることで、全体の排出量をコントロールする仕組みをいう。
カーボンオフセットとの違いって...?

三井住友銀行は、省エネルギー対策が施されているエコ住宅を買った住宅ローンの利用者に代わり、合計1000トン分の二酸化炭素(CO2)の「排出権」を海外から買い取ることを決めた。購入した分は国に無償で譲渡(移転)する。顧客に1日1キロ・グラムのCO2を減らすことを宣言してもらい、家庭での努力を無駄にせず、国全体の削減目標に役立てるようにする。
ローン金利の優遇はないが、地球温暖化防止に少しでも貢献したいという人を支援するユニークな試みとして注目を集めそうだ。
具体的には、一定の基準を満たした環境配慮型の一戸建て住宅やマンションを新たに購入し、4月1日〜9月30日に同行へ住宅ローンを申し込んだ先着1000世帯が対象になる。
家庭で1人が1日1キロ・グラムのCO2を減らせば、1世帯平均で年間約1トンの削減につながるが、家庭の削減分は国の削減量に反映されない。
このため、1000世帯が1年間で減らせる分(計1000トン)を三井住友銀行が海外から排出権として買い取り、国に渡すことにした。各世帯には、同行が独自に証明書を発行するという。
今回の試みは半年間だが、好評であれば10月以降の継続も検討する。

posted by iezukuri : 2008年02月09日 20:18 | trackback (0)

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