住宅情報・ニュース
2006年01月12日

オール電化住宅を対象に火災保険割引

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

電化住宅対象に火災保険割引の動き−火災リスクの低さに注目、最大手参入で加速

損害保険会社が火災発生リスクが少ないオール電化住宅を対象にした火災保険割引を導入するケースが増えてきた。
昨年度まではAIU保険の1社だったが、今年度はセコム損害保険、日本興亜損害保険に続き、今月から東京海上日動火災保険が保険料を5〜10%程度割り引く新商品を投入した。損保最大手が名乗りを挙げたことで今後、こうした動きが一段と加速しそうだ。

オール電化住宅は厨房、給湯、冷暖房に火を使わず、保険会社は火災発生リスクを軽減できる分、保険料を割り引くことが可能になる。保険会社はオール電化住宅が普及する中、こうした商品を発売することで、新築ユーザーの囲い込みと既築ユーザーの他社商品からの切り換えを狙う。
ただ、商品発売には金融庁の認可手続きが必要なこともあり、2003年3月に割引を始めたAIU保険に続く保険会社は、昨年度までなかった。それが今年度に入り、春からセコム損保、秋からはアパート・マンションオーナー向けに日本興亜損保が新商品を投入した。
さらに今月からは東京海上日動が「高機能住宅割引」を開始した。厨房にIHクッキングヒーター、給湯に電気温水器かエコキュート、冷暖房にエアコン、蓄熱式暖房機、電気ストーブなどの電気機器を使用していれば、保険料が5〜10%割り引かれる。
オール電化住宅でなくても、IHクッキングヒーターか、安全機能の充実したハイクラスのガスコンロを導入する場合も対象になる。ただしコンロの商品名や型式を記入する「高機能コンロ設置証明書」が必要で、オール電化に比べて手続きの手間はかかる。
今回の提携を働きかけた東京電力は、リスク評価のプロが火災リスクの低さを認めたことになるため「代理店網を通じてオール電化の安全性の理解が進むのではないか」と期待する。今後、新設住宅に占めるオール電化住宅の拡大を目指し、共同でPRする考えだ。

posted by iezukuri : 2006年01月12日 23:00 | trackback (0)

Previous « コジマ インテリア家電「フレッシュグレー」 | 太陽住宅 ネットで不動産情報提供 » Next

“オール電化住宅を対象に火災保険割引”へコメント

オール電化はお得が多いですね。。火災保険の料金もお得になるとは、驚きました。

posted by オイルヒーター : 2009年10月14日 13:34




保存しますか?


 
To Page Top “オール電化住宅を対象に火災保険割引