住宅情報・ニュース
2005年10月14日
高性能断熱パネル アスロック断熱+
ノザワ、環境配慮型の高性能断熱パネル「アスロック断熱+」を発売
株式会社ノザワは、押出成形セメント板「アスロック」と断熱材を組合せた高性能断熱パネルを発売します。
本年2月の京都議定書の発効にともない環境への関心が高まり、我国のCO2排出量の3分の1を占める建築分野にとって重要かつ深刻な問題であると考えております。地球環境問題として意義のある新たな建築の省エネルギーに貢献できる商品として「アスロック断熱+」を開発しました。11月より全国で設計PR活動を開始し、平成17年4月より出荷することで17年度は50000m2の販売数量を見込んでいます。
当社は、1970年より押出成形セメント板「アスロック」を製造・販売し、外壁・間仕切壁として中高層ビル建築を中心に公共施設、集合住宅、工場などに採用実績を伸ばし厚物押出成形セメント板業界のトップシェアを堅持しています。
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当社は、1970年より押出成形セメント板「アスロック」を製造・販売し、外壁・間仕切壁として中高層ビル建築を中心に公共施設、集合住宅、工場などに採用実績を伸ばし厚物押出成形セメント板業界のトップシェアを堅持しています。
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アスロック断熱+ 特徴
- 断熱性能の向上
- 工期の短縮
- 分別・解体
- 完全乾式
- 外張り断熱
従来のアスロック単体に比べ外壁としての断熱性能(熱貫流率)が寒冷地域仕様で3.5倍、一般地域仕様で3倍と格段に向上し、熱橋のない壁体を構成します。
断熱材を工場で予めアスロックに張付け加工した断熱パネルを、従来のアスロックと同様の工法・工程・時間で現場取付けを行うことで断熱工事が省力化され、工期の短縮及び施工の合理化が図れます。
アスロック裏面に工場でセットされる断熱材は、専用金物とテープの併用で物理的に固定されている為、将来的な建物の解体・改修をおこなう際には、アスロックと断熱材が容易に分別できます。
鉄骨造の耐火被覆材に巻き付けタイプ「ファイプル」を組合わすことで、内装工事の完全乾式化が実現でき、品質の安定・作業環境の改善に貢献します。
従来の一般的な鉄骨造で施される内断熱では、柱・梁前部が構造熱橋となり熱損失及び結露が課題でしたが、アスロック断熱+ではパネルと耐火被覆を単独で取付けすることで、外壁全体を断熱材で包み込み(外張り断熱)室内住環境の向上と省エネルギー効果を発揮します。
posted by iezukuri : 2005年10月14日 23:08 | trackback (0)
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