住宅情報・ニュース
2005年09月15日

大分方式乾燥材

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大分方式乾燥材の住宅第1号 大分市で上棟、PRへ

県が技術を開発し、乾燥材の弱点だった「割れ」がほとんどなく、色や香りなど杉本来の特性を生かした「大分方式乾燥材」の普及事業が動きだした。同乾燥柱材を活用した住宅第一号が県内で初めて、大分市津守で上棟。県は16日、この住宅を建設した工務店に家一棟分の乾燥柱材を無償提供するほか、見学会を開いてPRする。

県は本年度、新規の「大分方式乾燥材活用促進事業」で、同乾燥材の取り扱い工務店と協定締結を進めている。締結した工務店(現在17社)には大分方式乾燥柱材(12センチ角、3メートルの場合で約80本)を支給して消費拡大を図る。
一方で、県木材協同組合連合会や県森林組合連合会などで構成する県産材流通情報センターは登録会員十四社に対し、大分方式の乾燥技術導入を促進。既に同乾燥材の生産工場として認証された佐伯広域森林組合をはじめ、認証工場を増やす方針だ。
16日は、第一号住宅(延べ床面積約150平方メートル)を建設しているアキラホームに対し、渡辺節男県農林水産部長が、提供する柱材の目録を手渡す。
大分方式乾燥材は、温度が100度近い蒸気で約6時間加熱した後、湿度を極端に下げた状態で12時間前後、機械乾燥。さらに天然乾燥(3~6カ月間)を組み合わせ、表面割れのない乾燥柱材になる。県農林水産研究センター林業試験場が開発した。

posted by iezukuri : 2005年09月15日 08:48 | trackback (0)

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