住宅情報・ニュース
2005年09月21日

家具を買わずに収納を増やす方法

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インテリア雑誌の読者に、部屋をどうしたいですか?と尋ねると、「すっきり片づいた部屋にしたい」という答えが真っ先に返ってきます。すっきり片づいた住まいとは、収納スペースがたっぷりあること、そしてそこに上手にものが納められた整理整頓された住まい−−というのがだいたいのイメージです。インテリア誌、住宅誌のみならず、女性誌でも「収納特集」が人気で、各誌手を変え品を変え、特集を組んでいるのはそんな人達のニーズに答えるためでしょう。

海外のインテリア誌をみても、日本の雑誌ほど「収納」に力を入れているのは見たことがありません。収納に熱心なのは日本特有の現象かもしれません。外国のお宅のようにストックルームが大きくとれない。部屋が狭くて、収納スペースもあまりない。という理由は誰もが考えます。でも、世界の中でもとりわけ清潔志向が強いと言われる日本人が、外国の人たちより極端に片付けがヘタで、散らかった部屋でも平気な神経をしているとは思えません。
「持ち物が多くて、しかも捨てられない」というのが、もう一つの大きな理由ではないでしょうか?
ものが少なければ、所有物の実態が把握しやすく、散らかっても片づける手間が少なくてすみます。だから、ものを減らしましょう。使わないものは捨てましょう。という提案は正論です。
でも、もともと思い切りよくものを捨てられる人は、収納で悩むことは少ないのです。捨てられない性分だからこそ、収納スペースを上回る量のものが増え、それをどう納めようか悩むわけで、捨てられない人には捨てない理由もあるのです。捨てられない性分の人に、捨てなさいというのは、実は性格を変えなさいということくらいむずかしいことです。
というわけで、私の雑誌などではむずかしいことはあまり言わず、今あるものをできるだけ上手に納める方法を、編集部員とスタイリスト、さらには収納の専門家が加わり、知恵を絞って提案しています。

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posted by iezukuri : 2005年09月21日 22:59 | trackback (0)

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