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2005年07月18日

建築100年 姫路市立美術館

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姫路市立美術館

赤れんが造りの外観で親しまれる姫路市本町、市立美術館は常設展示室がある西館(南北棟)が建設され、今年で100周年を迎える。との記事が神戸新聞ニュースに掲載されていたので紹介します。

赤れんが造りの外観で親しまれる姫路市本町、市立美術館は常設展示室がある西館(南北棟)が建設され、今年で百周年を迎える。戦中まで旧陸軍の倉庫として軍都・姫路の中核施設だったが、戦後、市庁舎に転用され、さらに、美術館に姿を変えた。平和な時代だからこそ存在感を増す“美の殿堂”。同館は百周年を記念し、歴史を写真で振り返るパネル展や、建物の由来を紹介するパンフレットの発行を企画している。(佐藤健介)
赤れんがの建物は1905(明治38)年、旧陸軍第十師団の被服庫として建設。後に兵器庫にも使われた。1913(大正2)年、現在、企画展示室がある北館(東西棟)が完成した。
南北棟、東西棟ともに陸軍技手が設計したという。
戦後の47年、市庁舎に転用され、庁舎移転に伴って、83年、美術館となった。この間、南北棟に正面玄関を設け、両棟は渡り廊下で結んだ。窓周辺には白い御影石を配している。
外観保存の取り組みなどが評価され、2003年には、国の登録有形文化財となった。
市街地のけん騒を広大な芝生広場が遮り、市民の憩いの場となっている。

同美術館は日本画、油彩、水彩・素描、版画、彫刻、工芸など多彩なジャンルを網羅。県内ゆかりの画家の作品や、同市の姉妹都市があるベルギーの美術コレクションも収集。企画展も随時開催している。

同美術館は記念事業として13日19月16日、旧陸軍の倉庫時代から美術館開館までを写真15枚で振り返るパネル展を開く。無料。
また、建設からの歩みや屋外彫刻の配置など、建造物としての魅力を紹介するパンフレット(A4判)一万部を観光案内所などで配る。
13日には芝生広場でオープンカフェ、23日には記念講演、8月6日にはジャズコンサートがある。

posted by iezukuri : 2005年07月18日 23:08 | trackback (0)

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