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2006年03月08日

舘家住宅

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「舘家住宅」市文化財指定へ 亀山市に遺族が寄贈

亀山市西町にある明治初期建築の町屋「舘家住宅」が、同市に寄贈されたというニュース。
「舘家住宅」は、主屋は明治6(1873)年、土蔵のうち南側の1棟は江戸末期に建築されたという。手入れが行き届いていたため、保存状態は良いとのことなので一度見に行ってみたいものです。

亀山市西町にある明治初期建築の町屋が、同市に寄贈された。市は「旧東海道の亀山宿における町屋の発展を考える上で、学術的価値が高い」とし、早ければ今月中にも市文化財に指定する方針で、手続きを進めている。
旧東海道に面して建つ「舘家住宅」。登記上の所有者は明治学院大の元名誉教授で、昨年5月に亡くなった舘逸雄さん(さいたま市浦和区)。遺族が昨年末、寄贈を申し出た。
舘家住宅は間口約11.8メートル、奥行き約15.5メートルの主屋を中心に、土蔵2棟と茶室、庭園などからなる。史料から、主屋は明治6(1873)年、土蔵のうち南側の1棟は江戸末期に建築された。
市教育委員会によると、舘家は舘家住宅の近くにあった本家から六代目当主が隠居、分家した幕末に始まる。明治期から呉服商などを営んでいた。大正15(1926)年生まれの逸雄さんは三代目。後年、埼玉県に移り住んだが、住宅の維持管理には大変腐心していたという。
手入れが行き届いていたため、保存状態は良い。主屋は床(とこ)や棚、書院、畳廊下などを備え、整った座敷構え。隠居屋らしく華美でなく、凝った造りが特徴で、主屋正面と土蔵妻面を旧東海道にそろえて向け、亀山宿の伝統的な町並みを今に伝えている。

posted by iezukuri : 2006年03月08日 22:00 | trackback (0)

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