住宅情報・ニュース
2005年11月09日

「かやぶき」特区提案

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「かやぶき」特区提案へ 石巻市

地域を限定して規制を緩和する構造改革特区で、石巻市は7日、現行の建築基準法では建築が難しいかやぶき屋根の家などが可能になる特区を、国に提案することを決めた。

建築基準法を受けて、同市では全域で屋根などは不燃材を使用することが求められている。このため、既存のかやぶき屋根のふき替えなどは可能だが、新たにかやぶき屋根の家を建てることは出来ない。また、壁材も、1階で隣地の境界から3メートル、2階で5メートル以上離れていないと、杉材などは使えず、不燃材としなければならない。
一方、市内を流れる北上川の河川敷はカヤがとれることで知られ、北上地区にかやぶきの家を建てたいという首都圏に住む人からの要望などがあったものの、実現できないままとなっていた。
市では、地場産品の活用や、地域振興、さらにグリーンツーリズムの推進なども含め、市街地を形成していない地域などに、かやぶき屋根の家が建てられる規制緩和地区を選定できるようにしたい考えだ。同市では、過去に出した提案が採用されなかったこともあり、今回の「かやぶき」特区に期待を寄せている。

posted by iezukuri : 2005年11月09日 22:39 | trackback (0)

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