住宅情報・ニュース
2007年03月13日

以命亭(旧七釜家森家)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
以命亭

浜坂先人記念館「以命亭(旧七釜家森家)」登録文化財へ調査

兵庫県新温泉町浜坂の浜坂先人記念館・以命亭(旧七釜家森家)で、国の有形文化財の登録を目指して町などが実施していた建造物調査の調査結果がまとまったというニュース。
今回の調査は、文化財としても保護していく必要があるとして調査を進めていたのもののようです。結果、申請手続きをすることになったようだ。
以命亭の由来は...
森家二代目当主・興右衛門が長子に家督を譲り、屋敷の裏、東側に隠居所を建て、その隠居所を「以命亭」と命名しました。「以命亭」の「以命」とは、中国の古書『礼記』の「君子は易に居りて以て命を俟つ」から採ったものだそうです。

兵庫県新温泉町浜坂の浜坂先人記念館・以命亭(旧七釜家森家)で、国の有形文化財の登録を目指して町などが実施していた建造物調査の調査結果がまとまった。構造調査と文献資料の検討の結果、1853(嘉永6)年から1919(大正8)年に順次建てられた建造物であることが確認できたとしている。
以命亭は、兵庫県の景観形成重要建造物の指定を受けているが、文化財としても保護していく必要があるとして、町が県建築士会に建造物調査を委託していた。以命亭の総合的な調査は初めてという。
報告書によると、以命亭の主屋は、間口が十間、奥行きが七間の木造二階建て平入りの建物で、連子格子窓、切り妻屋根を持ち、この地方の商家の面影を良く残していると指摘している。
敷地内建物の建築年代は、主屋が1888(明治21)年、北ノ蔵が1856(安政3)−80(明治13)年の間などで、すべての建造物が江戸末期もしくは明治初期から大正期にかけて建造されたことが判明。石垣についても1735(享保20)年以前から三期にわたって建造されていたことが分かった。
町では、調査結果を受けて申請手続きに入ることにしており、早ければ今夏の登録を目指すとしている。

posted by iezukuri : 2007年03月13日 22:13 | trackback (0)

Previous « IKEA(イケア)三郷 埼玉 | ららぽーと横浜 » Next

“以命亭(旧七釜家森家)”へコメント




保存しますか?


 
To Page Top “以命亭(旧七釜家森家)