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2006年09月18日

入福浜家住宅

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入福浜家住宅

入福浜家住宅(与那国)指定へ/登録文化財で文化審答申

国の文化審議会が、与那国町与那国の「入福浜家住宅」を登録有形文化財(建造物)とするよう文科相に答申したというニュース。
この入福浜家住宅は、登録有形文化財では日本最西端となるそうです。さらに、入福浜家住宅は、与那国島で初めて旅館業を営んだ建物で、現在も「入福旅館」として受け継がれているということです。紹介しておいて何なんですが、見に行く機会はあるのでしょうか...。

国の文化審議会(阿刀田高会長)は15日、与那国町与那国の「入福浜家住宅」(入福浜賢氏所有)を登録有形文化財(建造物)とするよう文科相に答申した。登録有形文化財では日本最西端となり、県内の登録文化財では計24件目となる。
与那国島の「入福浜家住宅」は1920年の建築。木造平屋建ての赤瓦ぶきで建築面積は172平方メートル。所有者の入福浜賢氏の祖父、兼(かね)氏が建設当時に村会議員を務めながら与那国島で初めて旅館業を営んだ建物でもあり、現在も「入福旅館」として受け継がれている。
使用木材のほとんどが台湾や西表島から運んだイヌマキ材(チャーギ)で建物の構造や間取りに大きな変化がなく、「再現することが難しい」と、与那国を代表する建造物の1つとして評価された。

登録文化財...
住宅や社寺、塀などの建造物で、原則として建設後50年を経過したものが対象。▽国土の歴史的景観に寄与▽造形の規範▽再現が容易でない のいずれかを要件としている。
指定文化財は厳密な保存が求められるのに対し、登録文化財は外観を大きく変えなければ内部を改装して観光資源などに活用できる。

posted by iezukuri : 2006年09月18日 11:33 | trackback (0)

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