住宅情報・ニュース
2005年08月22日

大正建築「坐漁荘」

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大正の建築を忠実に再現した「坐漁荘」

asahi.comの住まいコラム「天野彰のいい家いい家族」で「坐漁荘」についての記事がありました。
坐漁荘とは家から座ったままで釣りが出来るなど、思いも付かない最高の発想のぜいたく別荘住宅だそうです。非常に興味を持ちましたので一部、紹介いたします。

和室は基本的に坐式(座式=座敷ではなく座る式)生活です。今流に言えばフロアライフですが、フローリングなどの床に洋風のインテリアであっても靴を脱いで坐式で暮らせば、これもやはり和の感覚の部屋となります。このフローリングの部屋にちょっと床を上げて畳を敷いたコーナーがあると、壁・天井とも洋室のインテリアが続いても、“和の空間”すなわち和室となるのです。
そんな中、明治の元勲、西園寺公望(きんもち)公爵(1849〜1940)の別邸「坐漁荘(ざぎょそう)」が新設復元工事された静岡・清水に行って来ました。「坐漁荘」とはまさしく家から座ったままで釣りが出来るなど、思いも付かない最高の発想のぜいたく別荘住宅で、まさに日本の粋なスローハウスの典型と言えましょう。
残された図面もろくにない大正時代の「坐漁荘」の新築復元と言う大変難しい工事現場を2年ほど前に見学させていただいたのです。この「坐漁荘」はすでに昭和46年(1971年)に愛知県犬山市の明治村に移築公開されている貴重な大正建築の一つですが、その忠実な再現をする木造工事のありさまは大変感動させられるものでした。工事の担当は地元の菊池建設で、社長の中尾由一氏の木造建築への熱い思いを聞き、また氏との出会いで私の憂える木造住宅の将来も明るくなった記念すべき日ともなりました。

posted by iezukuri : 2005年08月22日 22:55 | trackback (0)

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