住宅情報・ニュース
2006年06月18日

旧大沼家侍住宅

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旧大沼家侍住宅

復元事業中の旧大沼家侍住宅が公開

復元事業中の旧大沼家侍住宅が公開され、散策会、全国の同保存地区のパネル展などが開かれているというニュース。
旧大沼家侍住宅の復元事業は、既に主屋と馬屋が出来上がっており、厠(かわや)の完成を待って11月から一般公開するとのこと。

金ケ崎町の城内諏訪小路地区が国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され5周年を迎え、記念事業が17、18の両日、同地区で行われている。復元事業中の旧大沼家侍住宅が公開されているほか、散策会、全国の同保存地区のパネル展などが開かれ、多くの人が地域の歴史や町並みの保存に認識を深めている。
旧大沼家侍住宅は、18世紀末から19世紀初頭の創建とされ、同町に現存する唯一の馬屋(うまや)遺構。建物の寄贈を受け、町は2002年から復元事業を進めている。
伝統工法を踏襲し、外壁工事では同住宅の土を再使用。かやぶき屋根も地元産にこだわり、建築当時の姿を再現した。既に主屋と馬屋が出来上がり、厠(かわや)の完成を待って、11月から一般公開する。
屋内では、修復事業の様子をパネルで紹介。訪れた人は当時の生活に思いをはせていた。
散策会には約70人が参加。1時間と2時間のコースに分かれ、保存地区を巡った。保存地区(34.8ヘクタール)には、建築物28棟、門や板塀、石積みなどの工作物35件、生け垣や景観樹木など環境物件328件があり、ボランティアから説明を受けて歩いた。
案内所の白糸まちなみ交流館では、全国に73カ所ある同保存地区のパネル展を開催。宿場町、商家、養蚕や製塩など産業と結び付いた町並み、寺社を中心とした町並みなど各地の違いが一目で分かる。パネル展は25日まで。
喫茶やうどんのコーナーも設けられ、訪れた人を温かくもてなした。

posted by iezukuri : 2006年06月18日 20:51 | trackback (0)

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