住宅情報・ニュース
2005年08月19日
手のひら認証・マンション
「手のひら静脈認証技術」を利用したオートロック・マンション
明和地所は、2006年3月に完成予定のマンションに、富士通の「非接触型手のひら静脈認証技術」を利用したオートロック解錠方式を採用する。
同マンションは、JR東海道本線茅ヶ崎駅より徒歩6分の場所にある「クリオ湘南茅ヶ崎」。富士通によると、非接触型手のひら静脈認証装置は、金融機関や病院、大学などへの導入実績があるが、首都圏のマンションが採用するのは初めてという。
エントランス部に設置する同装置は、部屋番号をテンキー・ボタンで押して手をかざすと、読み取った手のひらの静脈パターンを事前登録した情報に照合し、本人を確認したうえでドアが開く仕組み。訪問者向けには、インターフォンを設置する。
静脈という体内情報を利用するため偽造が困難である。また静脈は、指や手の甲に比べ複雑かつ安定しているので、本人を本人として正しく認識しない本人拒否率が0.01%のとき、他人を本人と誤って認識する他人受入率は0.00008%。
さらに手のひら静脈は、寒さやケガ、手荒れなどの外部条件の影響を受けにくいほか、手をかざすだけで照合できるため衛生的で、利用者の抵抗感が少ない。
明和地所は、「クリオ ラ・モード」シリーズに、非接触型手のひら静脈認証装置を標準装備することを検討中である。
posted by iezukuri : 2005年08月19日 22:19 | trackback (0)
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