マンション購入客に出産祝い金

マンション分譲中堅の日本綜合地所は育児支援制度を拡充した。一子につき祝い金10万円を贈り、小学校就学前の子供を持つ母親に手当を支払う。その一環として分譲したマンションの購入客にも出産祝い金10万円を贈る。
社員向けに実施する育児支援制度の拡充策は、一子につき出産祝い金10万円を贈るほか、「お母さん手当」と称して小学校就学前の子供を持つ母親に月5万円の手当を出す。短時間勤務やフレックスタイムの対象を子供が小学校に就学する前までとする。
顧客向けの出産祝い金の支給条件は、住戸の引き渡しから2年以内で、2009年3月末までに出産したマンション購入者。3年間で100件の利用を見込んでいる。欧風デザインをマンション外観に取り入れた自社物件にちなみ、子供が出生した年のヨーロッパ産ワインも贈る。